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YI

ロジカルに考え、リリカルに語れ。

Conversion/Zollverein Coal Mine Industrial Complex in Essen

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エムシャ―パーク事業*1の1つ、ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群/Zollverein Coal Mine Industrial Complex 。世界遺産にも指定されている。

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中枢施設のツォルフェアアイン博物館。炭鉱施設から博物館へのコンバージョンはOMAが設計を担当。スタックされた展示プログラムは炭鉱施設と相性がよく、滞り無く展示を見ることができる。OMAのプログラムをボリュームに変換しスタックする手法は、シアトル公共図書館などで使われたものだ。これが大胆かつわかりやすくかっこいい。
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シーケンスを担う内部階段はオレンジ色に光っている。熱と繋がりを想起させるデザイン。

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博物館の屋上から。レッドドットデザインミュージアムとSANAAの手がけた白い箱、ツォルフェアアイン・スクールが見える。スクールは閉鎖されたのかと思っていたが、デザイン専攻の学生が集まらず使われてないだけらしい。

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ツォルフェアアインでは複数の炭鉱施設を周ることができる。マスタープランを博物館と同様にOMAが手がけている。
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謎の重機などもある。

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ランドシャフトパークと違い、施設をそのまま残すのではなく、形を活かし積極的に博物館や美術館にコンバージョンが行われている。

欧州では大規模工業施設のコンバージョンが多い印象がある。ロンドンのテートモダンも発電所からのコンバージョンでヘルツォーク&ド・ムーロンの設計だ。日本では大規模な工業施設からのコンバージョンは余り見られないが、近代建築の外形などを意匠として残していたりはしている。神戸の旧居留地や東京の丸の内などはそういうものは多い。完全に余談だが上野の国際子ども図書館安藤忠雄がコンバージョンを手がけていて、エントランスはガラスの箱が古い建物に刺さっているように見える。安藤忠雄はテートモダンのコンペに発電所部分にガラスの箱を刺した案を提出していて、それのリベンジかなと個人的に思っている。

ツォルフェアアインにはエッセンの駅から107番のトラム。ツォルフェアアイン入り口の前にトラムが止まる。www.zollverein.de

*1:公式Webにエムシャ―パークのロゴがあったので多分そうだろう