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YI

ロジカルに考え、リリカルに語れ。

改めて、場所性に関して

 2013年12月31日 コミックマーケット85に出展します。未来都市研究会 西れ71a になります。同ブースでレトリカさん Rhetorica | レトリカ も出展します。私達の頒布は引き続き未来都市研究会vol.2.5集成です。それでは会場でお待ちしております。

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 日常系、という物語が成立して久しくなります。その物語は虚構と現実を交換可能にするために、繋がりの描写に集中し、場所を捨てた物語でした。
アニメの聖地巡礼に関しては、ファンの理想を現実に重ねる為の行為でしかななく、結局物語はその場所の意味から遊離したままです。

 しかし、都市が物語を駆動する力となっている作品もあります。私が未来都市研究会で最初に書いた論考で紹介した、人に経験を提供する都市は、クリエイターの想像力の賜物でした。現実の表層を借りてはいますが、現実には有りません。零から有を生み出したクリエイター達の想像力というものに改めて敬意を表します。

 私たちは場所に住んでいます。唯一無二の場所に住んでいるのです。そこでしか語られる物語は果たして無いのでしょうか。知らない場所を知ることが出来る物語は無いのでしょうか。

 未来都市研究会のコンテンツとして作った、「都市と女子」は、そこにある場所と貴女を写し、交換不可能な物語を想起させる事を目的としています。場所だけでも、貴女だけでも駄目なのです。場所と貴女が揃って、意味が生まれるのです。私達の周りには、場所の意味が、貴女の意味が、遍く存在しています。

 今、未来都市研究会では場所性というものどうやって捉え、どう表現し、如何に未来へ繋いでいくかを考えています。もし何か、文でも絵でも表現でも自分自身でもいい、大切な場所とモノと意味を未来に繋げたいと考えている方がいらっしゃいましたら、声をかけていただけると幸いです。