YI

ロジカルに考え、リリカルに語れ。

ぼくらが夢見た未来都市

僕が未来都市研究会を始めたきっかけは二つあります。
一つはiCityというプロジェクト、もう一つは五十嵐太郎さんと磯達雄さんの本、ぼくらが夢見た未来都市 (PHP新書 676)
という本です。

ぼくらが夢見た未来都市 (PHP新書 676)



この本は都市計画とSF作品を比較するという構成になっており、どちらも好きな自分にとってはとても興味深い内容だった訳ですが、比較されている作品は古典に近いSF小説が多かったことから、僕は読んだ後に、これはもっと範囲を広げてアニメやラノベなんかとも比較すると面白いのではないかと思って未来都市研究会を思いつきました。
そういう訳で未来都市研究会として初めてコミケに出したvol.1は、時系列的に都市と創作品を比較する構成になっていました。

その後は文フリなんかにも出展し始めて、11月18日の文フリにも出展させてもらったんですけど、隣りのブースが、なんと、前述の本を書いた磯達雄さんでした!!!
しかも、未来都市研究会の本も以前から買って頂いていたそうで!そうで!
少しだけ挨拶させて頂きました!大事なお言葉も貰いました!

磯先生が今回頒布されていた建築趣味という本も、カトー設計事務所という今はもう無い設計事務所ながら、多くのモダニズムを感じる建築を手がけていた幻の設計事務所についてで、とても面白いものでした。しかも磯先生が写真も取材もデザインもやったという恐ろしい同人誌です。機会があればぜひ多くの建築関係者の方に読んで頂きたいです。

http://distilleryimage8.s3.amazonaws.com/c6adfe9c331011e29d3822000a1f90e8_7.jpg


もっと未来都市について考えようと!おもい!ました!


未来都市研究会、次は冬コミの予定です。新刊は無いです。vol2.0も今回の文フリで売り切れたのでαのみとなります。余力があればなんかやりたいですが。

新刊が出るのは来年の春とかになると思いますが、都市と女子みたいな比較的イメージの要素が強いコンテンツと共にもうちょっと評論、分析の要素が強いコンテンツを考えています。これらは未来都市研究会βのとして頒布したいです。
また、ちょうど1.5も2.0も売り切れてしまったので、内容を増補改訂し、合体させた3.5も出したいなと思っています。ナンバリングを3.5にするか甲にするか迷っています。

あくまで予定ですが。