読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

YI

ロジカルに考え、リリカルに語れ。

孤独な星を手紙で繋いで

MUSICITYというプロジェクトが有る。イギリスのロンドン等で都市のある地点に行くとiPhoneなどの端末を通してその場所でしか聞けない音楽が聞けるというものである。

Musicity Tokyo

日本でも六本木アートナイトの際に、MUSICITY TOKYOとして行われた。
その中で特に凝っていたのがやくしまるえつこの楽曲である。
他の参加アーティストは場所毎に一曲を提供していたが、彼女の曲は断片的に街の各所に埋め込まれ、ユーザーは自分の足と耳で曲を繋げていく。


僕もアートナイトの際に、曲の埋め込まれた乃木坂郵便局と郵便ポストを回ったのだが、GPSとサーバーの連動がうまくいってなかったらしく曲は結局聞けなかった。お詫びかどうかはわからないが確認の為にその場にいたスタッフの方にMUSICITYのステッカーを貰った。


とりあえず、GPSの方が街感はでるがQRをキーとしたほうが良かったのではないかなど。


さて、MUSICITYで埋め込まれたやくしまるえつこの楽曲は「ロンリープラネット」という曲だが、この曲に関して彼女はこんなコメントを残している。

「街には、過去・現在・未来の記憶が潜んでいます。
いつかの誰かが、いつかの誰かへ宛てた手紙の記憶を、郵便ポストからこっそり拝借。」(やくしまるえつこ

Artist & Listening Point | MusicityTYO

街からの記憶を繋げる曲、場所性を帯びた曲。
距離がフラットになり、ゼロに近づく時代だからこそ、音楽を共有する場所が、場所を共有する音が必要なのだと思う。


やくしまるえつこ『ロンリープラネット(Post A)』


長々と書きましたが、ここまでは実は前置きです。
ロンリープラネットがリリースされる少し前に、同じように場所性を帯びた曲、tofubeatsの「水星」という曲が発表されました。この曲と神戸に関してのテキスト「水星都市」が載っている本、「未来都市研究会α」はコミケでも頒布しましたが、11月18日の文学フリマでも頒布します。ブースはオー63になります。やくしまるえつこと結婚すると言い張ってる人と一緒にお待ちしております。



tofubeats - 水星 feat,オノマトペ大臣(PV)

ロンリープラネットをアートナイトの時点で聞けていたら、水星都市の中でちょっと触れたかったなと思う。