day one 2
day oneが新しくなった。
リリースから1週間は半額とのこと。
ひととおりiOSアプリを使ってみた。
2になって変わったところは、カレンダーがiPhone6sの画面でも最適化されていたり、
カレンダービューでもちゃんとスクロールができるようになっていたり、位置情報を使って記事の地図表示ができるようになっていたり、
タグを含めて色々とフィルタリングできるようになっていたり。evernoteのようにノートブックを複数作れるようにもなった。
1つの記事に写真を複数枚添付できるように。これは結構嬉しい。
日記の楽しいところは、見返すことだと思う。
day one 2では、記事を色々な視点から見返しやすくなっている。
たった1年前の日記なのに考えていることが全然違って、自分じゃないように思えたりする。
逆に共有機能は鳴りを潜め、publishが無くなっている。
使っている中ではpublish機能は見つけられなかった。
SNS等に共有する際はpublishになっていたものは、普通にテキストで共有するようになっている。
確かに使い道がわからなかったが、無くしてくるとは思わなかった。
ただ、完全消去というわけではなく、公式によるとその内実装するらしい。
@Jarrodbcall Publish will not be available in our initial 2.0 release, but we will be bringing it back.
— Day One Journal (@dayoneapp) 2016, 2月 2
あとは変な日記もあるので、ユーザーが死んだら消える機能とかが欲しい。
2015年12月に読んだ本
読書メーターってこういう風にまとめられるんだと知りました。
12月は円環少女を読み終わり、天冥の標を一気読みした月でした。
天冥の標はⅡ救世群の後に間違えて
Ⅵ宿怨を読んでしまったのですが、意外と問題なかったです。
最新刊まで読み終わると、その物語のスケールに圧倒されます。早く続きが読みたい。
2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:3545ページ
ナイス数:1ナイス
【合本版】円環少女 全13巻 (角川スニーカー文庫)
読了日:12月11日 著者:長谷敏司
天冥の標 Ⅰ メニー・メニー・シープ (上)
読了日:12月14日 著者:小川一水
乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)
読了日:12月14日 著者:森薫
ストレッチ 4 (ビッグコミックススペシャル)
読了日:12月14日 著者:アキリ
天冥の標 Ⅰ メニー・メニー・シープ (下)の感想
読んでいて、手塚治虫の火の鳥が浮かんだ
読了日:12月15日 著者:小川一水
天冥の標Ⅱ 救世群
読了日:12月15日 著者:小川一水
天冥の標 Ⅵ 宿怨 PART1の感想
Ⅱの後に間違えてこのⅥを読んでしまった。
読了日:12月16日 著者:小川一水
天冥の標Ⅲ アウレーリア一統
読了日:12月16日 著者:小川一水
天冥の標Ⅳ 機械じかけの子息たち
読了日:12月17日 著者:小川一水
天冥の標 Ⅴ 羊と猿と百掬の銀河
読了日:12月18日 著者:小川一水
天冥の標 Ⅵ 宿怨 PART2
読了日:12月18日 著者:小川一水
天冥の標 Ⅵ 宿怨 PART3
読了日:12月20日 著者:小川一水
天冥の標Ⅶ
読了日:12月20日 著者:小川一水
新米姉妹のふたりごはん1<新米姉妹のふたりごはん> (電撃コミックスNEXT)
読了日:12月21日 著者:柊ゆたか
天冥の標8 ジァイアント・アークPART1: 11
読了日:12月22日 著者:小川一水
天冥の標Ⅷ ジャイアント・アーク PART2
読了日:12月24日 著者:小川一水
天冥の標Ⅸ PART1 ヒトであるヒトとないヒトと (ハヤカワ文庫JA)
読了日:12月25日 著者:小川一水
クジラの子らは砂上に歌う 6 (ボニータ・コミックス)
読了日:12月27日 著者:梅田阿比
読書メーター
ハーモニーについて
少し前に劇場版ハーモニーを見てきた。
「ハーモニー」劇場本予告
安定しない作画、円環運動が多用される演出、虐殺の文法となったLINEスタンプ、これら負の要素を積み上げても、ミァハは最高のイデオローグとして描かれていた。それだけでよかった。上田麗奈の心に差し込んでくるような声が、イデオローグとしてのミァハの存在に大きく貢献していた事は言うまでもない。
パンフレットの表紙でもある、redjuice絵のミァハは映画が終わってから見ると、震えるほど美しい。同じ絵のポスターも付いてます。
虐殺器官がちゃんとスケジュール通りに進んでいれば、もっと映画として調和した世界が見られたのかもしれない。
WatchMeの世界は近づいている。
健康経営*1として、企業が従業員の健康管理を行い始めている。
建築的にも、LEED*2とも互換性のある、Well Buiding Standardsという評価指標が設定されている。
LEEDの普及を見るに、Well Buiding Standardsも全く普及しないということはないだろう。
delos.com
言うまでもなく、今ここが、未来の入り口。
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*2:Leadership in Energy & Environmental Design/建物の環境性能評価システム/ http://www.gbj.or.jp/leed/
屍者の帝国について
劇場版屍者の帝国について。
序盤なんかは面白いは面白いのだけれど、どうにも二次創作感が拭えない。一般向けにしようとする努力は認めるが、中途半端に終わっていた。原作を読み直さずにうろ覚えで見てしまったため、後半は混乱しながら見ていた。
良かった点としては
屍者の帝国、ざーさんのウィスパーボイスが良かった
— イグチユウタ (@Yuta_Iguchi) 2015, 10月 2
花澤香菜さん含め、声優さんの演技はとても良かったです。
フライデーの設定改変は物語の導入部では良い役割を果たしていたが、最後は足枷となっていた。言語が記録となり、記録が記憶となり、記憶が魂となる。フライデーとワトソンの関係が希薄であるからこそ旅路が意味を持ち、魂のありかが明確となる。
フライデーが生前の友人ということで、ワトソンがかつてあった魂を追い求めるような構図になってしまったことで、言語から魂は成り立つという面白さが薄くなってしまった事は否めない。
ワトソンとフライデー、円城塔と伊藤計劃、この関係の二重性については
屍者たちの帝国の後記でも大森望が記している。
この二人の関係性は、長編版『屍者の帝国』のフライデーとワトソンの関係におそらく(微妙なかたちで)反映しているし、劇場アニメ版では、生前のフライデーがワトソンの盟友だったという設定変更により、正面から両者の友情をテーマに据え、それが伊藤計劃と円城塔の関係に重なって見えるという二重構造になっている Read more at location 4407
このようにフライデーの設定改変は、円城塔と伊藤計劃の関係を楽しめるし、物語の間口を広く取れるという事で、劇場版というメディアには合っているとは思うが、やはり魂のありかという要素を楽しめるのは原作だろう。
個人的に屍者の帝国で凄く好きなアイデアはフライデーが女王陛下の所有物であるということ。
それは伊藤計劃のOn Her Majesty's Secret PropertyとFrom the Nothing, With Loveに繋がるもので、フライデーのナンバーが007というだけで痺れる。
結局言いたいことは伊藤計劃のアイデアをここまで繋げてくる円城塔凄い、というところに収束する。
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- 作者: 伊藤計劃,円城塔
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前述の屍者たちの帝国はかなり面白かった。
屍者の帝国とロシア宇宙主義、ハーモニーとイスラム神秘主義など、作品と思想の繋がりが見える物語があったのが面白かった。
書き下ろし日本SFコレクション NOVA+:屍者たちの帝国 (河出文庫)
- 作者: 大森望
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ともかく、虐殺器官はどうなるんでしょうか。
参考にした感想。d.hatena.ne.jp
はてなブロガーに聞いた、おすすめのUI/UX入門書に寄稿しました
はてなブロガーに聞いた、おすすめのUI/UX入門書 | nanapi [ナナピ]
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アンケート取材に回答しました。
2015/08/31 15:25
もう2か月も前ですが、アンケート取材に回答したものが記事になっています。
他の方が紹介している本も面白そうです。
ドボクの本
八馬先生の欧州ドボク本が出ました。即買いです。
- 作者: 八馬 智
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2015/06/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、スイスの土木が紹介されていてモデルコースまで載っているので旅行本として最高に良い。
切手モチーフの表紙やチケットモチーフのモデルコースページなど、デザインが可愛い。
flic.kr
ドイツは自分が今年行ったところも載っていたけれど、写真が全然違った。太陽光があるだけで見違える。
flic.kr
自分が行った時は曇天だったランドシャフトパークとツォルフェアイン。曇りでも、それはそれで退廃的な魅力があるけれど。
読んでいると旅に出たくなる。